雑草について考えるー2

再生可能エネルギー考

雑草の手入れは面倒くさくはあるけれど・・・

ブログ管理人である筆者も、雑草に対して複雑な感情があります。「もう、こんなに伸びちゃったのか、刈らんとなぁ」と、時間を割いて、折を見つけて、一日に30分だけでも作業する、という感じが、4月前後からは10月下旬ぐらいまで続きます。正直言って、作業を始める前は面倒くさいな、と思いながら始めます。蚊につきまとわれて、うざったくもありますが、不思議なもので作業していくうちに気分が乗ってきて、調子よく時間的に余裕があれば2時間以上草木と格闘している日もまぁまぁあります。作業を終えて、家の中から見ると、やった分だけきれいになった部分が明らかで、達成感が感じられます。

管理人の雑草対応はこんな感じ

昨年までは、造園業者に頼んでいましたが、ちょいと気に入らないことがありました。下草を刈る際に、業者の方は、当然のことですが、刈払機という機械を以て、根こそぎ的に刈ってしまうので、地肌の土が剥き出し状態になって、7月下旬、8月の太陽がギラつく期間が続くと、地面が乾燥してしまい、庭を歩くと土埃が起こってしまうのです。前回の雑草の記事でも書きました。

管理人・筆者は、刈り込む場合は、植木鋏でしゃがみ込んで刈っていき、草は根から10cm前後のところで刈り取るようにしています。あるいは、植木の手入れで、枝をノコギリで切り落とした時には、その枝を草の繁茂が目立つ箇所に引き摺っていって、そこで小枝を植木鋏で切り分け、葉屑を雑草群の上に被せて、雑草の生育を妨害する手段を採ったりしています。放っておけば腰高1m程度にまでになって群生しますが、葉屑を掛けておくだけで繁茂は抑えられて手入れ感十分です。

除草剤は怖くないですか?

前置きが長くなりましたが、言いたいことは、管理人も雑草には困ってしまうこともある、ということです。そして、後半で言いたいこと、それは、「除草剤を使うのをやめてみませんか?」ということです。農家の方々は、畑を耕す前に除草剤らしい液体を調合して、背中に担ぐ容器に入れ、ノズルを持ち、雑草に散布しています。数日もすると、夏真っ盛りであるのに雑草群はカーキ色に変色し、うなだれた様相を見せます。

怖くないですか、これ? 威勢よく育っていたのが、いきなり枯れてしまうのですから。どんだけ毒成分が強いのか、怖くなってしまいます。

農家の方々から、怒号が飛んできそうです、「農作業してないお前に何が解るんだ?こっちは、忙しいんだっ。仕事を合理的にやっているだけだ!」と。・・・エラソーに聞こえてしまうのは、解るんですけど、正直、やはり、怖いんです。散布する農家の人も怖くはないですか? もしそうであれば、その気持は、自己防衛的に当然だと思うのですが・・・。管理人は、農家の方々を尊敬しています。が、それでも、「除草剤散布はやめませんか?」と言いたいと思います。

雑草防止のためか、この黒いシートを見かけることが増えた

市民一人ひとりの考え方

他方で、除草剤散布に関連して、問題の隠れている箇所でないかと思うことについて述べてみたいと思います。

管理人が経験した近隣の方との会話です。その方の家の隣地が畑で、畑の草が伸び放題になっていて虫が入ってきて困ると、畑の農家の方に苦情を言ったそうなのです。そのことに対応してくれてよかったけれども、草はもっと刈ってもらわねば困るよねぇ、と・・・。その問題の雑草群は、カーキ色に変色していました。

正直言って、この程度、膝丈ぐらいの雑草の茂り具合で苦情が出る、ということに驚きました。多くの市民の方が、雑草に対して、このような反応されると、農家の方々も困るよな、と思った次第です。

雑草は駆除の対象→除草剤を使う、という流れが、一般的になり過ぎているように思えます。しかし、除草剤は雑草を枯らして、消滅しているかと言えば、そんなことはありません。枯草や土中に残留します。

別件として最近に見かけたことです。農家ではありませんが、広い土地の地主の方が、土地をきれいには管理しているのですが、除草剤の散布器を背負って作業しているのを見かけました。そこは、畑作地にはなっていないので、管理人・筆者が子どもの時分には、遊ぶのに最適な空き地とみなし、ロープが張ってあってもくぐって入り込んで、虫を探したりしていたような場所でありますが、現在の子どもたちはそこでは遊んでいません。しかし、除草剤を撒いた空き地で子どもが遊ぶことはあり得るわけです。そうした場所で遊んで気分悪くなっている子どももいるようにも思いますが、実情はどうなのでしょうか?

雑草に対して、潔癖になりすぎてはいないでしょうか? がんばって駆除しても、そのがんばりは、人間を毒することにしかならないように管理人には思えます。読者の方はどのように考えますか? 難しい話になりました。・・・今回はこのぐらいにしましょう。ごきげんよう。

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