20230929 ハチとのつきあい方

生き物たち

近況報告

最近いろいろとありまして、先週は記事を掲載することができませんでした。先週末は、再び栃木県那須にある非電化工房*1を訪れ、浄水器の製作と、それに関する講義を受けてきました。これについては、記事がまとまり次第記事を投稿します。そして今週は、すでに!9月の最終週でありますが、家屋の方の片付けなどで時間が掛かり、ハラの森の手入れは手付かずな状況になっています。

家の片付けに時間を割いているのは、こんまり(近藤麻理恵)さんの著書*2 に触発されて、進めています。この著書は、10年以上前に読んでいたのですが、理解し納得するまでに至っていなかったのを認識しました。改めて読み直し、「そうだよなぁ、その通りだ」などと独りごちつつ読んで、片付けに取り掛かった次第です。現時点では、洋服について、ほぼ処分作業は終わり、次は、管理人・筆者にとっては、最大の難関である本の処分に取り掛かる段にあります。

*1 非電化工房については右の記事を参照 20230825 生ゴミ処理器(コンポスター)をつくってみました
*2 近藤麻理恵 『人生がときめく片づけの魔法』ー改訂版ー、河出書房新社、2019年

ハラの森の手入れが、手付かずになったもう一つの理由

先述したように、家の片付けで時間が掛かってはいるのですが、わずかの時間30分でも草むしりをすれば、草木の野放図感を減じることはできるのに、それをしなかったのは、確かに9月下旬になっても30℃を超える真夏日が長引いたこともあります。それに加えて、ハチが頻繁に庭を飛び交っているのを見て、草むしりや植木の手入れを怠る理由としていました。

飛び交う多くのハチは、アシナガバチですが、時折スズメバチも飛んでいました。アシナガバチは、巣に2mぐらい近づいて、剪定作業するために枝を揺らしたりすると、威嚇して羽音を大きく鳴らしながら、顔目がけて飛んできます。後ずされば追ってきて刺したりすることはありません。しかし、巣の存在に気づかず近寄った場合や、予想外の所で、突然にハチと出くわして手で払ったりすると、複数箇所刺されてしまうことはありそうです。

キンモクセイの枝の一つに群がるアシナガバチ

洗濯物を干している際も、顔の近く30cmぐらいまで近寄ってきます。好奇心なのか、威嚇なのかは判りません。こちら側も、巣から離れた場所で洗濯物を干しているのだからと、自らの縄張り的な領域を主張する心持ちで、じっとして動きを観察する感じで接していました。こんな感じでやり過ごしてきましたが、今年は運がいいのか、まだ刺されてはいません。

昨年のハチとの出来事

昨年はハチに刺されました。スズメバチにです。昨年はかなりの数のスズメバチが庭や玄関先に飛び交っていました。ハラの森の家屋の屋根裏に巣食われたからです。

刺された時は庭の手入れをしていて、立っていると、家の角から姿を現したスズメバチは、腰高の高さを飛んできて、筆者を避けて飛び去るかと思いきや、手の甲にぶつかってきました。「えっ」、「いっったぁっー!」。手袋をしていた手の甲を刺して、飛び去っていったのでした。スズメバチに刺されたときの痛みは、骨に衝撃を及ぼす感があります。ただ「いたっ」とやり過ごすことができません。筆者は、以前にもスズメバチに刺されたことがあるので2回目の経験です。初回の時は、硬式野球で上腕にデッドボールを受けた時に通じる、骨にまで届くような鈍い圧迫感がしました。昨年の場合は、痛さから急いで手袋を外し、刺された箇所を見ました。見ても痛みは減りはしないのですが、親指の付け根部分がうっすら赤みを帯びていました。それから地腫れの度合いを増してきました。

初回の時には、病院を訪れ注射を打ってもらいましたが、今回は、様子見してみようと病院には行かずに家で安静にしていました。ここで注意してほしいことは、筆者が、スズメバチに刺されて病院に行かずとも、事なきを得たからといって、スズメバチに刺されても安静にしていれば大丈夫とは思い込まないでください。個々人によって症状は異なってきますから、顔色が青ざめてきたり、悪寒がしたり、気持ち悪くなってきたら、急いで病院に行くべきです。特に複数箇所刺された場合は、体へのダメージはかなり大きいはずです。ためらうことなく病院に行きましょう。

ハチとのつきあい方

昨年スズメバチに刺されたことをきっかけとして、害虫駆除をお願いして、巣を撤去してもらいました。

ちなみに、スズメバチの駆除する必要に遭遇してしまった時には、最初に区役所や市役所の窓口に連絡することをお勧めします。役所のサービスで駆除は行われなくとも、駆除費用の相場を教えてくれたり、行政に登録された駆除業者を紹介してくれたりします。自らで、インターネットを通じて、業者を探し駆除依頼した結果、高額な金額を要求されたという話も聞きます。行政のアドバイスを聞いてから、的を得た行動をとることができるでしょう。

今年は、アシナガバチの巣が、ハラの森の家屋の軒先に作られたのですが、「スズメバチでないから」という理由で放置しました。しかし、アシナガバチは、性格的に攻撃性が低いとはいえ、盛夏になり数が増えてくれば、攻撃的になる感じがありました。そして、アシナガバチであっても、筆者は、庭での活動を抑制的にしていました。ということで、ハラの森の家屋や、頻繁に行き来する場所に、ハチに巣食われた場合は、「見つけ次第、駆除する」という方針に決めました。ハチの巣を見つけたら、当たり前のように、駆除するのを慣例的にしていこうと考えています。

さいごに

ハチに刺されたら病院に急ぎましょう。一方で、周辺に病院がないような場所である場合では、病院に行けなくとも、気持ちを動揺させすぎないようにしましょう。必ずしもアナフィラキシーショックが起こるわけではありません。遠隔地の医療サービスを求めるなどして最善を尽くしましょう。

人間生活の活動域にハチの巣が作られたら、駆除することを方針としました。最初はおとなしく感じても、盛夏になると獰猛化します。生活者の空間で活動する際に、ハチと遭遇してヒヤリとしていては、のびのびと生活できません。というわけで、ハチとのつきあい方を決めることになったこの2年の夏の出来事でした。本日はこれぐらいにします。ごきげんよう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました