ハラの森はどんなとこ?

ハラの森

首都圏の郊外に在る

ここから東京の都心部に行くには、2時間半ぐらいは計算に入れています。時折行きたくなる上野の博物館や美術館に出かける時はそうしています。

まぁ、首都圏のよくある衛星都市で、東京に通勤で通っている方も多い土地柄です。交通網の延伸や稠密化で新しくできた駅の近くに住宅地が増えてきた一方で、土着と言いますか、太平洋戦争後の高度経済成長期頃に、地方から上京してきた方々の住まった地域は、まだ古い景観が残っている場所でもあります。車を走らせるとすぐに気がつくはずです。前者は、車の双方向が可能なほどに道幅が広いのに対して、後者は、車1台分で、「対向車があったら、面倒くさいなぁ」といった言葉が頭に浮かぶような道路が一般的な町並みです。ハラの森は、紛れもなく後者に入ります。

ハラの”森”

“森”は、誇大表現ですが、樹木がたくさんある場所です。その樹木に囲まれて家屋がありますが、古びた家の壁は、朽ち果て感が多分で、壁の内側が顕わになっている箇所もあります。震度6程度の地震が起きたら倒壊してしまうかしら。樹木が鬱蒼とした様子がありますが、剪定をすると多くの木々にアリが巣食っているのがわかります。樹木も家も年を経ていて、若い世代の人たちが見たら引かれてしまうような”お化け屋敷”みたいにも見えるかもしれない家屋敷がここ、ハラの森です。この樹木と家屋は親から引き継いでいます。

くすの木。近日中に剪定しなくては・・・

最近の公園は、きれいに管理されてるなぁ

新緑の時季も過ぎ、梅雨時から盛夏に向かっていく時分、草木が繁茂します。最近、筆者の目にとまることに、公園などで、清掃員の方や、自治会の方々が落葉や小枝をゴミ袋に入れて回収のためか、まとめている光景を見ることがあります。木々の根本の落葉を、根や地面が見えるほどに掃いていることに、驚いていしまうのです。そこまでしなくとも・・・と思ってしまうのは、筆者だけでしょうか? 

確かに、落葉があれば、子どもは、そんな場所に惹かれやすいので、下に蛇やトカゲが潜んでいたりして、ビックリしてしまう親子もいらっしゃるでしょう。でもほとんどが、「きやっ、」とか「うわぁっ、」て声が上がる程度ではないでしょうか。落葉が木の根元にあれば、雑草の生育は幾分かは妨げられます。木の根も葉で保護されますし、晴れが続いても、根元を覆ってあれば土中の水分の蒸発も防げ栄養を吸収しやすく、木にとって助かるはずです。地域の清掃活動は、ありがたいとは思いますが、ジュースの空き缶やペットボトル、お菓子などの包装ラッピングなどに対象を絞ってもいいように考えます。

案外、わたしたちは無駄なことばかりしている?

ハラの森では、草木が繁茂しまくっていますが、鬱蒼となり過ぎないように気をつけています。ハチが巣を作りがちになるように感じているからです。アシナガバチまでならいいのですが、スズメバチに巣を作られると厄介です。実は、昨年刺された上に、屋根裏にスズメバチに営巣されまして、専門業者に駆除を依頼しました。費用は4万円もかかりました。作業過程を見学していて、難作業な様を目の当たりにして妥当な金額と納得しています。8月の暑い晩で、クーラーも故障していたので、汗だくだくで作業している姿に申し訳なく思ってしまうほどでした。

余計な話をし過ぎました。ここで言いたいことは、やらなくていいことに労力を払っているのではないか?ということです。スズメバチの駆除は生活に支障があれば、必須事項です。しかし、雑草と思われる植物を短く刈り込みさえすればいいというのは、無駄な頑張りかもしれません。農業のプロフェッショナルの方が言っていたことを思い出します。畑の畦や隣地を刈り込みしすぎない方がいい、刈り込みすぎると、畑作物を害虫が襲ってしまうと言うのです。雑草を高めに刈っておくのがポイントであると。案外、害虫は雑草の味が好きで、それを刈り込みすぎるから、作物を食していることもあるというのです。「へーっ、そうなんだ」ってなりませんか。

遅めの紫陽花

解剖学者・養老孟司氏の公式You Tubeチャンネル:https://www.youtube.com/@yoro_takeshi で、知ったのですが、農業において、「耕作的なことは不要ではないか」と言っておられました。氏が知るところでは、何でもアメリカの方が、森林の空いたスペースでじゃがいもを落葉掛けておくだけで、それなりに収穫できているというのです。つまり、開墾して、土地を均し畝をつくって播種、生育過程で雑草駆除をするということを何千年と行ってきた農作業自体が問われている、というのです。

目指すのは、プチ雑然とした庭

一見して手入れしていないようだけど、草木が鬱蒼とならないほどの庭で、そこに鳥が来て、やかましく鳴いてくれるといいなぁ、なんて思っております。これを書いている6月の下旬、最近ヒヨドリは来ませんが、春先は「ピーッ、ピーッ」とやって来てました。メジロもよく来ます。コゲラが先日来ていましたね。

筆者は、結構ためらいなく木の枝をノコギリで切り落としています。樹木にとっては苦難ですね。筆者の都合で環境をいじっているわけです。”自然を大切に”とは、確かにその通りなのですが、人間は自然環境に苦難を与えて、何とか生きることが可能となる存在です。ここらへんの自然環境とのつきあい方、さじ加減が人間に問われているということなのでしょう。こうしたことの見解をハラの森を手入れしつつ深めていけたらな、と考えています。

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